昨日は群馬県太田市に行ってきました。
太田市は外国人集住都市のひとつです。
太田市教育委員会にお邪魔して、外国人児童生徒への対応を伺ってきました。
太田市の外国人児童生徒の総数は470名ほどで、ほとんどがブラジル、ペルーといった外国人労働者のご子弟です。
太田市の外国人教育の特徴は、ブロック別集中システムとバイリンガル講師の採用です。
ブロック別集中システムとは、市内の小中学校を8つのブロックに分けて、ブロックごとに国際教室を設置しています。
ブロック内で指導担当者が協力・分担して、習熟度別の指導が行われるため、きめ細かい指導が可能になるということでした。
バイリンガル講師とは、ブラジル等の教員免許を持ち、かつ日本語とポルトガル語またスペイン語に堪能な人材を採用しています。各ブロックに一名づつ配属されているそうです。
さらにこのほかに12名の日本語指導助手を市費任用しています。
ほかにも就学予定児の希望者を対象とした学校指導の適応指導と準備を行うプレスクールや、算数や日本語の補習を行うサタデーチャレンジスクールなどを実施しているそうです。
いずれの施策も教育委員会の強いイニシアチブの基、斬新な対応がなされいて、効果も上がっているのだと思います。
ボランティアと加配教員の負担が大きなつくば市が、参考にする点は多いのではないでしょうか。
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